プロミスの過払い金請求の返還目安とポイント

プロミスの過払い金請求の返還目安とポイント

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プロミスの過払い金請求の対応状況

プロミスはSMBCコンシューマファイナンスグループ内の消費者金融であり、倒産のする危険性が少なっています。多くの消費者金融が経営難におちいりCMなどが減っている中で、いまだにテレビCMをみかけるので経営状態としては安定しているのでしょう。 ポケットバンク(旧三洋信販)・クラヴィス(旧クオークローン)の過払い金請求はプロミスへ請求できますので、心当たりのある方はプロミスの過払い金請求をするのと一緒に請求してください。 銀行系消費者金融のため過払い金請求の対応がスムーズで任意交渉で解決する場合はスムーズな手続きで早い解決ができると思います。 ただし、任意交渉だと満額(100%)回収には応じてくれない傾向にあるので、スピードより金額を重視する場合は、裁判をして満額回収できるように主張してください。 除々にプロミスへの過払い金請求は減少する傾向にありますが、まだまだ多いようです。過払い金請求の期限は完済してから10年となっています。10年の期限が経過すると、時効が成立してしまうのでもうすでに借金を払い終わっている方は、プロミスを含めどの貸金業者でも同じですから早急に手続きしてください。

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プロミスの過払い金の返還状況の目安

和解金額の割合 過払い金の80%から95%程度(任意交渉の場合) 請求から和解成立・返還までの期間 任意交渉の場合、返金4カ月から6カ月程度

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プロミスで過払い金請求をした人の口コミ・評判

Mさん(横浜市在住・43歳)は、30歳頃にプロミスとポケットバンク(旧 三洋信販)のキャッシング専用カードを作りました。それぞれ限度額は50万円からスタートし、よく使うプロミスは10年前に限度額100万円程度まで最終的に上がりました。 ポケットバンクは37歳まで、プロミスは40歳まで使用を行い完済しました。 Mさんは「裁判をしないでも費用対効果があがる交渉を希望」という希望だったので、返還額を170万円以上とすることで希望を出されました。 結果的には、過払い金発生額の92%の175万年の2ヶ月後という結果で折り合いがつき、プロミスと和解成立となりました。

引用:プロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)

Eさん(川崎在住・38歳)は、20歳頃から友人や同僚と交際費にプロミスカードの利用を始めるようになりました。30歳になり、支払いをいくら行っても全く元金が減らない状況に嫌気が指し、32歳の時に完済されたそうです。

引用:プロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)

プロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)で過払い金をする際のポイント

プロミスは2007年の12月19日以降の新規契約以降から上限金利を最大17.8%まで引き下げています。しかしそれ以前にプロミスと取引がある方が過払い金が発生している可能性は高いです。個人差はございますが、和解で70%~90%の回収率が相場とされております。 プロミスは系列にアットローン・三洋信販のポケットバンク・クオー・クローンなどの消費者金融サービスを抱えています。 ポケットバンクはプロミスに請求できる可能性が高く、クオークローンはできないケースがございます・アットローンは元々金利が低いため過払い金は発生いたしません。

個人でおこなう場合や、専門家に依頼する場合とでことなってきますが一般的に専門家に依頼した場合和解交渉として70%~90%での回収率が見込めるでしょう。

プロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)の会社概要について

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(英: SMBC Consumer Finance Co., Ltd.)は、日本の消費者金融業者。
三井住友フィナンシャルグループの完全子会社。サービスブランドは旧社名である「プロミス」。
株式会社三井住友銀行の関連会社であったが、2011年10月から11月にかけて実施された三井住友銀行による株式公開買い付け及び12月26日の三井住友銀行の親会社である三井住友フィナンシャルグループに対する第三者割当増資により、両社の議決権保有比率は合計で97.77%となった。2012年4月1日に株式交換により三井住友フィナンシャルグループの完全子会社となった。
プロミス Wikipedia

プロミスは、アコムやアイフルなどとならぶ国内最大の消費者金融業者ですが、2007年以前は25%超という利息制限法を超える金利で貸付をおこなっていましたので、2007年以前にプロミスから借り入れがある場合は過払い金請求ができる可能性が高いです。

 

武富士やアコム、アイフルと同じように消費者金融大手の1社がプロミスとなり、消費者金融全盛期の2000年前後には黄色い看板で有名なユニークCMや無人ATMを主要な駅前に展開しサラリーマンをはじめ主婦や学生の方も多く利用された貸金業社がプロミスとなります。

知名度も高く大手である事から多くの方が利用されていた事が逆に過払い金請求で大きな赤字を計上する事になりましたが、現在の対応状況から回収率などプロミスから過払い金請求を行う前に理解しておくためにこの記事を参考にして下さい。

 

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プロミスとは

プロミスとはSMBCコンシューマーファイナンス株式会社という消費者金融業者で、2012年に三井住友フィナンシャルグループに完全子会社となり社名変更後もプロミスというブランド名を継続しています。

また子会社や関連会社には100%子会社のモビット株式会社や信販会社のDoフィナンシャルサービスを完全子会社にするなど活動の展開を広げています。かつては関連会社にポケットバンクという商品の三洋信販を100%間接保有していたためプロミスで過払い金請求を行う時は三洋信販とセットで処理される傾向が高いのが特徴です。

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プロミスの直近の経営状況

プロミス(現SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の経営状況はまず三井住友銀行がバックについており、モビットやアビリオ債権回収会社も完全子会社している事から経営基盤は安定しており、消費者金融大手の中でもアコムとプロミスが頭1つ抜け出ている状況となっています。

経営状況が安定している事から過払い金請求に対しても柔軟な対応をとってききており、消費者金融の中でも前向きな姿勢で対応にあたってくれるので極端に低い和解金を提示してくるなどの心配はありません。

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プロミスの過払い金請求の対象期間と当時の金利は?

2006年に貸金業法の改正と出資法の改正が行われ全面施行されたのが2010年となりますが、プロミスで上限金利を引き下げたのが2007年12月19日となります。2007年12月18日以前にプロミスで取引があった方はグレーゾーン金利の13.5~23.55%が適用されていたため過払い金が発生していることになるのです。

改定後の金利は7.9~17.8%になり2016年8月現在での金利は4.5~17.8%となっています。プロミスから過払い金請求を行う上で2007年12月19日に過払い金が発生しているかの判断ができますので押さえておきたいポイントとなります。

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プロミスから過払い金が返還されるまでの期間の目安

プロミスでは消費者金融大手の中でも返還額、返還までの期間も優れており本人、あるいは代理人を立てて過払い金請求を行うことができます。

裁判(訴訟)を起こさず、話し合いにより和解した場合

まず和解交渉においての過払い金の元本の7割~9割が相場となっており、和解交渉に同意する事ができれば返還を受けられるまでの期限も2~3か月という短い期間でスピード返還を受ける事ができます。

裁判(訴訟)を起こした場合

プロミスとの過払い金請求で和解交渉に納得できなければ訴訟において判決を受ける事になりますが、返還率100%は見込めるものの半年以上という長い期間かかる事が特徴です。

またプロミスの訴訟では原告である本人、あるいは代理人が圧倒的な有利な立場であれば口頭弁論の期日前に発生した過払い金の満額に加え5%の利息を付けて和解を申込んでくるケースもあるのが特徴です。

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プロミスの過払い金請求の回収率の目安

プロミスにおける過払い金請求の特徴には経営状況が安定していることからスムーズかつ返還期限も早いのが特徴で、過払い金の回収率もスピード重視の2~3か月程度で返還を受けたい場合は80%、半年以上かかっても返還される金額を重視するのであれば100%を目安とされてください。

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プロミスに過払い金請求する時の注意点

プロミスでは子会社や関連会社が多く知っておかなければ厳しい対応やブラックリストに掲載されてしまう事になっているので注意が必要です。

別業者名からの借り入れについても完済しておくこと

プロミスから過払い金請求を行うにあたりプロミス以外からも複数の貸金業者から借り入れがあった場合、全て完済していれば何の問題もありませんが、現在プロミスを利用していて借金が残っている場合では債務整理と判断され個人の信用情報に傷が付くブラックリストとして登録される可能性もありますので過払い金請求を行うか検討した方がよいでしょう。

プロミスが保証会社になっている銀行からの借り入れについても完済しておくこと

プロミスではもともとの契約が旧クオークローンやアットローン、三洋信販のポケットバンクという商品など契約が切り替わった事でプロミスへ移行してきた過払い金請求にはかなり厳しい対応をとってきますので覚えておきましょう。

一度完済してまた借入れをしている場合

プロミスを1度利用して完済して再度お金を借りた場合では、2回目の融資の契約を結んだ日から数えて10年以内が過払い請求の返還対象期間となりますので、1回目の契約とは分けて考える事で過払い金請求の返還対象期間となるのです。

過払い金請求の時効に注意

過払い金請求には債権の返還を求められる期限が決まっており、最終取引日から10年の間は過払い金の返還を求めることができます。ただ10年を超えると還請求権が時効で消滅してしまいますので1日でも早く取り戻す必要があるのです。

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プロミスの過払い金請求を専門家に依頼するメリット

プロミス以外での消費者金融に過払い金請求を起こす際でも同じですが本人で行うより弁護士や司法書士などの専門家に依頼して行う事で過払い金の回収率が高くなることがメリットとして挙げられます。つまり過払い金の元本が多いほど高い回収率が適用されていた方が返還額も多くなりますので半年以上という返還までの期間の長さを考慮しても専門家に依頼するがベストな選択と言えるでしょう。

 

プロミスからお金を借りていた人は、過払い金があるかもしれません。プロミスに過払い金請求しようと思っている人は、プロミスに過払い金請求したらいくら戻ってくるのか、どのくらい時間がかかるのか、気になりますよね。他にも、プロミスに過払い金請求する上でのデメリットや注意点など、事前に知っておくと役立つ情報をまとめました。プロミスの過払い金の特徴と対策を知って、過払い金請求を成功させましょう。

プロミスの過払い金請求の特徴

  • 三井住友銀行系列で経営は安定している
  • 過払い金請求の交渉はスムーズ
  • 過払い金の返還期間は早い

プロミスは2007年(平成19年)12月19日以降の新規契約から上限金利を最大17.8%まで引き下げていますが、それ以前は最大25.55%の利息で貸付をおこなっていました。これは利息制限法に違反する高い金利での貸付にあたります。2007年以前から取引がある場合、過払い金が発生している可能性があります。

プロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)は他にもアットローンや三洋信販のポケットバンク、クオークローンなどの消費者金融サービスを抱えています。ポケットバンクの過払い金はプロミスに請求できる可能性がありますが、クオークローンの過払い金はプロミスに請求できるケースとできないケースがあります。また、アットローンはもともと低い金利でサービスをおこなっていたので過払い金は発生しません。

プロミスに過払い金請求してから過払い金が返還されるまでの期間と回収率の目安

プロミスの過払い金請求を弁護士・司法書士に依頼した場合

話し合いによる交渉(任意交渉)の場合

  • 回収率の目安

80~90%

  • 返還されるまでの期間

3ヶ月

裁判した場合

  • 回収率の目安

100%+過払い利息5%

  • 返還されるまでの期間

4~6ヶ月

※事務所の対応力、交渉の手腕によって金額は異なります。

自分でプロミスに過払い金請求した場合

プロミスは弁護士や司法書士からの過払い金請求と個人の請求で対応や和解基準が違うようです。個人で交渉するには裁判を起こすくらいの気持ちでないと好条件の和解はむずかしいでしょう。

交渉がうまくいかなかった場合、その場で妥協して和解してしまうと、そのあとで変更することはできません。自分ではむずかしいと感じたら、弁護士や司法書士などの専門家に相談するようにしましょう。

プロミスに過払い金請求するデメリットとメリット

プロミスに完済していて過払い金請求する場合のデメリットとメリット

デメリット

  • プロミスからの新規借入れができなくなる

プロミスの過払い金は気になるけど、何かデメリットはないのかが気になって過払い金請求を躊躇している方も多いと思います。結論からいうと完済したあとの過払い金請求であればデメリットはありません。あえていうならばプロミスに過払い金請求することによってプロミスカードは利用できなります。

メリット

  • プロミスからお金が戻ってくる

プロミスに過払い金請求をする一番のメリットは払い過ぎたお金が戻ってくることです。特に長い期間、プロミスと取引を続けてきた人は多くの過払い金が発生している可能性があります。

プロミスに返済中で過払い金請求するデメリットとメリット

デメリット

  • 戻ってきた過払い金で借金がゼロにならなかった場合、ブラックリストにのる

取り戻した過払い金で残りの借金がゼロになれば、完済したのと同じことなので、プロミスから借入れができなくな る以外のデメリットはありません。

過払い金請求したあとも借金が残った場合、「債務整理(任意整理)」の手続きとなり、信用情報に登録されます。世間で一般的にブラックリストと呼ばれるものです。信用情報に債務整理をした記録が残ると、一定期間、新たな借入れをすることやローンを組むことができなくなります。クレジットカードの審査にも影響します。

信用情報の登録は5年ほどで削除されます。その間は返済に専念しましょう。

メリット

  • プロミスの借金が減り、早く完済できるようになる
  • プロミスの借金がなくなり、さらに手元にお金が戻ってくるケースもある

プロミスに返済中で過払い金請求した場合の一番のメリットは、戻ってきた過払い金を残りの借金に充当できるので、プロミスの借金が減ることです。残債よりも過払い金のほうが多かった場合、プロミスへの借金はなくなり、さらに払い過ぎていた場合は手元にお金が戻ってきます。過払い金で完済できた場合はブラックリストにのることはありません。

プロミスの過払い金請求を弁護士・司法書士に依頼する場合のデメリットとメリット

デメリット

  • 弁護士や司法書士に払う費用がかかる

メリット

  • 面倒な過払い金請求の手続きすべてを代理でやってもらえる
  • プロミスと直接交渉しなくてすむ
  • 個人で交渉するよりも多くの過払い金を取り戻せる可能性が高い
  • 家族に内緒で過払い金請求の手続きができる
  • 返済中の場合、督促がストップする

プロミスの過払い金請求を弁護士や司法書士に依頼した場合、面倒な手続きのすべてを代理でやってもらえるのでとても楽です。特に個人では難航するのがプロミスの担当者との和解交渉です。全額返還を希望するなら話し合いでの交渉だけではむずかしいですが、裁判になった場合でも専門家に任せておけば安心です。

自分でプロミスに過払い金請求するデメリットとメリット

デメリット

  • 面倒な手続きのすべてを自分でやらなければならないので時間と手間がかかる
  • 個人でプロミスに交渉した場合、取り戻せる過払い金の額が少なくなってしまう可能性大
  • 同居している家族に借金がばれてしまう可能性が高い
  • 返済中の場合でも督促はストップしない

個人でプロミスに過払い金請求する場合、面倒な手続きのすべてを自分でやらなければならないので時間と手間がかかります。特にプロミスの場合、全額返還を望むなら裁判をしたほうが早いですが、裁判となると訴状や証拠書類など、必要書類の作成をしなければなりません。さらに裁判は平日の昼間ですので、仕事をしている人は休みをとって裁判所に出廷しなければなりません。

メリット

  • 弁護士や司法書士に払う費用がかからない

自分で過払い金請求をする一番のメリットは、弁護士や司法書士などの専門家に依頼した時にかかる費用を払わなくてすむということです。書類を送る時の郵便代や、裁判をした時の裁判費用はかかりますが、取り戻した過払い金のすべてを手にすることができます。時間的にも精神的にも余裕がある人は自分で過払い金請求をしてみてもいいでしょう。

プロミスに過払い金請求する際にかかる費用

プロミスに過払い金請求する場合、実費として発生する費用(裁判費用)

過払い金請求の裁判をした場合、自分でやる・弁護士や司法書士に依頼するに関わらず実費としてかかる費用です。

印紙代

裁判所に支払う手数料のようなもので、請求する過払い金の額によって金額が変わります。

郵便費用

裁判所が各所に連絡するため書類を送るときに使う切手代です。余ったら返還されます。 各裁判所によって金額が違いますが大体6,000円前後、東京地方裁判所で6,400円です。

代表者事項証明書の発行にかかる費用

民事訴訟規則18条により、法人に対して訴訟(裁判)をおこなう時は訴える側が相手方の登記事項証明書を訴状に添付する必要がありますが、ここでは登記事項証明書の一種である代表者事項証明書を添付します。発行手数料で600円かかります。

プロミスの過払い金請求を弁護士、司法書士に依頼する場合

基本報酬(定額報酬)

基本報酬とは、貸金業者1社につき発生する費用です。プロミスの他にも借りていた貸金業者が複数ある場合はそのぶんかかります。相場は貸金業者1社あたり2万円~3万円程度ですが、完済後の過払い金請求の場合、基本報酬をとらない事務所のほうが多いです。

成功報酬(解決報酬・過払い報酬)

成功報酬とは、取り戻した過払い金の額に応じて支払う費用です。相場は取り戻した金額の20%程度です。裁判をするかしないかで日本司法書士会連合会・日本弁護士連合会で決められている上限が変わります。

  • 話し合いで解決した場合⇒返還された過払い金の20%
  • 裁判で解決した場合⇒返還された過払い金の25%

減額報酬

減額報酬とは、返済中に過払い金請求を依頼した場合に発生する費用です。借金を減額した割合で報酬額が決まります。相場は減額した金額の5%~10%です。減額報酬も事務所によっては取らないところもあるので、事前に確認しましょう。

司法書士や弁護士に支払う交通費や日当

裁判に代理で出廷してもらうにあたり日当や交通費がかかる事務所があります。請求しない事務所もありますので、事前に確認しましょう。

過払い金請求を強みとしている弁護士事務所や司法書士事務所は無料相談をもうけている場合が多いです。無料相談の段階で費用の見積りを出してもらい、不明な点がないように確認してから正式に依頼するようにしましょう。

プロミスに過払い金請求する方法・手続きの流れ

過払い金請求を自分でやるのと専門家に依頼する場合とで手続きの流れは変わる?

プロミスの過払い金請求をする方法・手続きの流れは、自分でやる場合も弁護士や司法書士などの専門家に依頼した場合でも基本的には同じです。専門家に依頼した場合、すべての手続きを代理でやってもらえます。だいたいどこの事務所でもたった1度の面談だけですみ、あとは指定の口座に過払い金が振り込まれるのを待つだけです。

まずは過払い金請求を自分でやるか専門家に依頼するか決める!その前に…

過払い金請求を専門家に依頼するか自分でやるか、迷っている人も多いと思います。特に過払い金が少なかった場合、専門家に依頼すると報酬が引かれてしまうので手元に残る過払い金は少なくなってしまいます。

迷ったらまずは自分で取引履歴を取り寄せてみましょう。無料の過払い金の計算(引き直し計算)ソフトがネット上で出回っているので、無料ソフトを使って過払い金の額を計算してみてから検討してもいいと思います。また、弁護士や司法書士事務所では無料で過払い金の計算をしてくれる事務所もあります。そんな時でも自分で取引履歴を取り寄せておけばスムーズです。

プロミスに過払い金請求する流れ

1.取引履歴を取り寄せる

プロミスに電話し、契約当初からの取引履歴がほしいと伝えましょう。簡単な本人確認(名前・生年月日・住所など)があります。参考程度に理由を聞かれることがあるようですが、「契約内容を確認したい」などと伝えておきましょう。

プロミスの取引履歴開示請求(プロミス公式サイトより)

お問い合せ先 0120-24-0365

2.過払い金の引き直し計算をする

取り寄せた取引履歴を見ながら、法定利息をもとに利息の払い過ぎを再計算(引き直し計算)します。ネット上で無料で使える引き直し計算ソフトが公開されていますので、それを使うのが便利です。

プロミスが個人に開示する取引履歴は、他の消費者金融(アコム・アイフル・レイク)などと違い、書式を変えていてちょっとわかりづらいようです。入力する数字を間違えないように注意しましょう。

なお、弁護士・司法書士に開示する履歴は、「いついくら借りた」「いついくら返した」と分けて表示されているので他業者に比べわかりやすいのが特徴です。このように弁護士・司法書士と個人とで対応が違う貸金業者はめずらしくありません。

3.プロミスに過払い金返還請求書を郵送する

引き直し計算によって過払い金が算出できたら、プロミスに対し過払い金返還請求書を送付します。請求書の書き方には決まりはないので、好きな書式でよいでしょう。通常は証拠が残るように内容証明郵便で配達証明をつけて送ります。

4.貸金業者と交渉する

弁護士・司法書士からの請求書であればプロミスも放っておくことはできませんが、個人からの請求書を送っても返事がこない場合もあるようです。とりあえずは請求書を送り請求する意思があることを伝え、2週間ほどで連絡がなければ、積極的にプロミスに電話し和解交渉してみるといいでしょう。

電話での話し合いだけで全額返還してくれることはまずありません。いくらなら妥協できるのか、全額取り戻したいのか、どこまで過払い金を回収したいかは個人の考えにもよりますので、後悔しないようによく考えてから交渉に臨みましょう。

5.過払い金請求の裁判をする

電話で交渉した結果、条件が合わなかった場合、裁判をおこないます。自分で過払い金請求の裁判をする場合、訴状の作成・裁判所に提出する書類の準備が必要です。また、指定された日に裁判所へ行く必要があります。裁判がおこなわれるのは平日の昼間ですので、平日の昼間にお仕事されている方は休みをとる必要があります。

過払い金請求の裁判に必要な書類
  • プロミスに訴えの内容を述べた訴状
  • 裁判所やプロミスに過払い金が発生する事実を証明する証拠を伝えるための証拠説明書
  • プロミスとどのような取引がおこなわれたかを証明する取引履歴
  • 過払い金がいくら発生しているかを証明する引き直し計算書
  • プロミスの会社の情報が書かれた登記簿謄本(資格証明書)

6.貸金業者から過払い金が返ってくる

裁判で勝訴するか裁判外で和解が成立すれば、過払い金が返還されます。過払い金の返還までの期間の目安は、和解成立後から約2ヶ月~となることが多いです。

プロミスに過払い金請求する上での注意点

クオークローン、クラヴィス(旧タンポート)などから契約切替をしている方

ぷらっと、クオークローン、旧リッチ、クラヴィス(旧タンポート)で取引をスタートしプロミスへ契約切替をしている場合、過払い金の額が上下する場合があります。

ぷらっと、クオークローン、旧リッチ、クラヴィス(旧タンポート)からの過払い金が発生していた場合、プロミスへ請求してもプロミスが支払うべきか裁判の争点となりやすく、個人の状況によって変化します。該当する方は、司法書士や弁護士へ相談することをおすすめします。

ポケットバンク(旧三洋信販)とアットローンから借入している場合

プロミスに過払い金請求する際に、ポケットバンクやアットローンからも借入れをしている人は注意が必要です。プロミスに完済していても、ポケットバンクやアットローンに返済中の場合、完済扱いになりません。

プロミスはポケットバンク(旧三洋信販)やアットローンを吸収合併しています。プロミスの過払い金よりもポケットバンクやアットローンの借金残高のほうが多かった場合はブラックリストにのる可能性があります。

ちなみにアットローンは利息制限法の制限を守って貸付をしていので、過払い金が発生することはありません。ポケットバンクの場合はプロミス同様、過払い金が発生している可能性があるため、過払い金が発生していた場合はプロミスとポケットバンクを合算しプロミスへ請求することができます。

プロミスとは?プロミスの会社概要

プロミスは旧社名です。ブランド名「プロミス」を残したまま、現在は会社名をSMBCコンシューマーファイナンスと変更しました。アコムやアイフルなどとならぶ国内最大級の消費者金融です。三井住友フィナンシャルグループの完全子会社で大手銀行系列の消費者金融なので経営基盤はしっかりしており、最近はテレビCMも積極的で業績は好調です。

プロミスの会社概要

商号 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
本社所在地 東京都千代田区大手町1-2-4
資本金 140,737百万円
貸金業者登録番号 関東財務局長(10)第00615号
関連 株式会社モビット、アットローン、ポケットバンク、三洋信販

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