【徹底比較】山口で過払い金請求を依頼すべき司法書士と弁護士の口コミ・評判

山口で過払い金請求を依頼すべき司法書士・弁護士事務所

『弁護士法人牛見総合法律事務所』

（山口県山口市中央5丁目2－34 セントラルビル5階） 安心・丁寧・親切の3点にこだわっていることが特徴です。分かりやすい説明と迅速な対応を心掛け、過払い金請求の悩みを速やかに解決してくれます。事務所を訪問するのは最初の1回だけでOKです。依頼後は基本的に電話で連絡を取り、必要な書類は郵送してくれます。余分な手間や時間がかからず、気軽に利用できることが魅力です。平日9～18時以外に、夜間や土日でも対応して貰えます。ちなみに、面談は約30分で、依頼前に具体的な費用を説明してくれます。ホームページに具体的な金額を挙げて費用を提示しているため、目安の金額を把握することが可能です。費用は相談料と着手金が無料の「完全報酬型」を採用しています。減額報酬10％と過払い報酬15％（訴訟は20％）の内、高額な費用だけを支払うシステムです。どちらも比較的リーズナブルな価格を提示しているため、費用を抑えることができます。訴訟の場合は別途1万～15000円の実費がかかります。

『井上淳司法書士事務所』

（山口県周南市大字徳山5578番地の1 ライムライトK 2階） 平日9～20時に営業していますが、希望すれば時間外や定休日でも対応してくれます。山口県内なら出張相談を依頼する方法もアリです。開業から10年以上の実績があり、借金問題のプロとして適確なアドバイスをしてくれます。事務所を構えている周南市を中心に対応している地域密着型の事務所です。あえて担当できる範囲を狭くすることで、1人1人に丁寧に対応できる環境を整えています。完済・返済中問わず、相談料・着手金・減額報酬は無料です。さらに、完済している借金は基本報酬も無料で、過払い報酬20％だけが請求されます。返済中であれば基本報酬1社につき3万円と、過払い報酬20％が必要です。過払い報酬は返還された過払い金から費用を支払うため、借金を完済している人は弁護士費用を用意せずに済みます。

『弁護士法人鶴法律事務所』

（山口県山口市駅通り一丁目4番1号） 山口市の本所と周南市の支所があり、利用しやすい事務所を選ぶことができます。相続問題絡みの複雑な過払い金請求にも対応可能です。その他に交通事故・成年後見人制度・刑事事件といった案件を取り扱っています。着手金はかからず、過払い報酬20％（訴訟は25％）が請求されます。シンプルな料金体制を採用しているので、素人でも過払い金請求の弁護士費用を把握しやすいです。

知っておくべき過払い金請求の情報

過払い金請求の注意すべきリスク

結論から言うと過払い金請求をする際、消滅時効がある・債権者を利用できない・ブラックリストに登録される・司法書士・弁護士費用がかかるといった4つのリスクがあります。過払い金は最終取り引きから10年経つと時効を迎え、請求権を失います。「発生」ではなく、「最終取り引き」になっていることがポイントです。例えば2000年にお金を借りて2007年に借金を完済したとしましょう。過払い金が発生しているのは2000年ですが、「完済」という最終取り引きがあったのは2007年です。つまり、2007年の10年後に当たる2017年までは過払い金請求が行えることを意味します。過払い金は2007年に廃止されたので、消滅時効が迫っている人が多いです。貸金業者に取引履歴開示請求を行い、速やかに過払い金の消滅時効を確認してください。時効前に過払い金請求をすれば、リスクを回避できます。

アコムに対して過払い金請求を行ったら、債権者であるアコムは利用できなくなります。クレジットカードを発行している債権者であれば、クレジットカードの利用も停止するので注意が必要です。しかし、債権者は債務者が自由に選べるため、先程と同じように回避できるリスクと言えます。発生している過払い金の金額を確認し、少額であれば過払い金請求しない方法もアリです。過払い金請求する債権者を取捨選択すれば、自分にとってデメリットの少ない手続きを行うことができます。

借金残高150万円に対して100万円の過払い金が発生している場合、ブラックリストに載るリスクがあります。なぜなら100万円の過払い金を返済に充てても、50万円の借金が残るからです。このように過払い金を使っても借金を完済できないケースのみ、ブラックリストに登録されます。つまり、借金を完済している、または過払い金で借金を完済できた場合はブラックリストに載らないということです。消滅時効に注意しつつ、借金を完済できる状態になってから過払い金請求を行えばデメリットを解消できます。ブラックリストに登録されても5年程度で削除されるので、思い切って過払い金請求する方法もアリです。過払い金を受け取って借金を減額できれば、デメリットよりメリットの方が豊富に存在します。

専門家を雇う場合は数十万円程度の司法書士・弁護士費用が必要です。事務所によって料金体制が違うため、平均相場を確認した上で信頼性の高い所を選ぶことが重要と言えます。平均相場を理解しておけば、悪質な事務所に引っ掛かる可能性が低いです。相談料は1時間6000円～1万円、着手金は債権者1社につき2～5万円が平均相場となります。基本報酬は1社につき2万円、過払い報酬は返還額の20％、減額報酬は減額した分の10％を提示している事務所が多いです。総額にすると司法書士は30～50万円、弁護士は40～60万円かかると考えてください。平均相場より著しく安い事務所は追加料金の有無を確認すると、信頼できる事務所が見つかります。勿論、専門家を雇わずに過払い金請求すれば、費用を最小限に抑えることができます。

過払い金請求に自分でやる場合の注意点

先述したように過払い金請求を自分で行うと費用を抑えられますが、準備・取引履歴の取得・交渉・過払い金回収の4つの段階でそれぞれ注意点があります。自分で手続きを行うメリットとデメリットを比較した上で、専門家に依頼するか検討することが大切です。まず、過払い金請求の準備段階では、手続きに関する知識をインターネットや本を使って理解する必要があります。利息制限法・出資法・引き直し計算など、過払い金請求には専門的な知識が多いです。理解するまでに手間と時間がかかるため、消滅時効が迫っている人は特に注意してください。

手続きを行う場合、まずは取引履歴を取得します。取引履歴に貸金業者との取り引き内容が記載されているので、必要不可欠な作業です。過払い金請求は貸金業者にとって不利益な手続きと成り得るので、「過払い金請求のために取引履歴を送付してほしい」と伝えない方が良いでしょう。なぜなら悪質な貸金業者は取引履歴を送ってくれないリスクがあるからです。「どうして取引履歴が必要なのですか？」と聞かれたら、「一身上の都合で」「取り引き内容を確認したい」「（返済中であれば）借金残高を確認したい」などの理由を述べる必要があります。貸金業者がなかなか取引履歴を送付して来ない時は司法書士や弁護士に相談すると、速やかに対応してくれます。ちなみに、専門家は無料で取引履歴を取得してくれるケースが少なくありません。このように自分で手続きを行いながら、適宜専門家の力を借りればスムーズに過払い金を請求できます。

貸金業者と交渉する際、「借金残高を0円にする代わりに過払い金請求を止めてほしい」という「ゼロ和解」に要注意です。過払い金は払い過ぎた利息なので、債務者に受け取る権利があります。逆に言えば貸金業者には過払い金を支払う義務があるのです。ゼロ和解は過払い金の支払いをナシにする、貸金業者のよくある手口と言えます。借金より過払い金の方が高額であれば債務者が損をするため、リスクのあるゼロ和解を承諾するのは禁物です。

自分で過払い金請求する場合、回収できる過払い金が少ないことが最大のリスクとして挙げられます。貸金業者によっては素人でも交渉に応じてくれますが、専門家より回収できる過払い金が少ない傾向にあります。例えば弁護士費用40万円で専門家に依頼して100万円の過払い金を受け取ったケースと、自分で過払い金請求して50万円を回収できたケースを比較してみましょう。前者は100万円から弁護士費用40万円を引くと、手元に残る利益は60万円です。一方の後者は弁護士費用がかからないものの、利益は前者より低い50万円になっています。このように自分で過払い金請求すると専門家に依頼した時より利益が低くなるリスクがあるので、そのことを踏まえた上で手続きすることが大切です。

過払い金請求をお考えの山口在住の方

山口は面積6112．34平方キロメートル、人口約138万人（2017年10月1日の推計人口）を記録している本州最西端の地域です。広島や岡山と同じ中国地方に分類され、特に隣接している広島と深い繋がりがあります。海を挟んでいるものの距離が近い福岡とも繋がりが深く、中国地方と九州地方の両方と良い関係を築いていることが特徴です。瀬戸内海と日本海の両方に面し、中央に中国山地があることから地域によって気候が異なります。東西に長いことも、地域ごとに気候が異なる理由の1つです。気候の違いに着目すると、山陽・長門と関門・内陸西部・内陸東部の4種類に分けることができます。山陽地域は瀬戸内海沿岸部ですが、夏季の雨量が多い太平洋側気候と冬の寒さが厳しい内陸性気候の特徴を併せ持っています。日本海沿岸部の長門・関門地域は山陽地域と同じ太平洋側気候の特徴があり、冬季の気温が高いです。内陸西部は冬季の雨量が多く、内陸東部は冬の寒さが厳しい日本海側気候になっています。このように1つの地域でも複数の気候の特徴を持っていることが山口の特徴と言えます。

気候だけではなく、観光スポットもバリエーション豊富です。日本三大奇橋に選定されている錦帯橋や、吉田松陰が子供達を指導した松下村塾が有名な観光スポットとして挙げられます。歴史に関するスポット以外に、寂地峡竜頭の滝や秋吉台秋芳洞といったネイチャースポットも豊富です。特に下関市と岩国市が観光客から人気があり、県内に約50泉ある温泉も高く評価されています。

山口は奈良時代に銭を造る鋳銭所を日本で初めて設置し、下関市と山口市で貨幣を造っていました。九州地方や外国と近い地域として昔から重宝され、壇ノ浦の戦いが起こった地域でもあります。壇ノ浦によって平家が滅ぶと源頼朝が鎌倉幕府を開き、外国からの攻撃を防ぐために長門探題が置かれました。室町時代になると「西の京都（西京）」と呼ばれるほど発展し、城下町には約4万人もの人々が暮らしていたそうです。戦国時代からは長年、毛利氏によって支配されていました。観光スポットとして紹介した松下村塾では後の時代に大きな影響を与える人物を数多く排出しましたが、特に高杉晋作が有名です。高杉晋作は1864年に起こった長州征伐で活躍し、倒幕運動を活発化させました。明治時代に入ると松下村塾の塾生である伊藤博文が日本初の内閣総理大臣に就き、日本全体が急激に成長します。山口では山陽鉄道の開通や外国との貿易に力を入れ、発展していきました。近年は交通機関の発達を積極的に行い、オリジナリティー溢れるイベントを豊富に開催しています。

現在は13市4郡6町があり、森林整備や観光事業に力を入れていることが特徴です。現状を維持しながらも街を発展させることで、山口らしさを残すことができます。毎週火曜日と金曜日に「山口県報」を発行し、行政の情報を県民に積極的に伝えています。資料を実際に見なくても目次が用意されているので、どのような行政を行っているか簡単にチェックすることが可能です。ちなみに、山口からは伊藤博文以外にも多くの内閣総理大臣及び政治家を排出し、行政と深い関係があります。

司法書士に関しては2016年の時点で230人、山口県司法書士会に在籍している法人会員は2社（日本司法書士連合会調べ）です。栃木や滋賀と司法書士がほぼ同じ人数で、多過ぎず少な過ぎない人数と言えます。山口は地域密着型の小規模な司法書士事務所が多く、気軽に利用できる特徴があります。小規模な事務所は抱えている案件が少ない分、1人ずつ丁寧に対応してくれる可能性が高いです。さらに、他社と差別化を図っている事務所であれば、リーズナブルな価格を提示しているかもしれません。丁寧な対応にも関わらず、リーズナブルな価格で過払い金請求できることが山口の魅力です。

弁護士は2016年時点で163人（全体の10．4％に当たる17人は女性弁護士）、事務所は102社（日本弁護士連合会調べ）存在します。中国地方では広島・岡山に次いで弁護士と弁護士事務所が多く、自分と相性の良い担当者を探しやすいです。複数の弁護士事務所を比較しながら検討すれば、事務所の良し悪しが自然と見えて来ます。素人でも信頼できる事務所を探しやすいので、是非試してみてください。

ちなみに、司法書士・弁護士事務所以外には『株式会社やまぎんカード』（山口県下関市細江町2丁目2番1号）・『株式会社アンサー』（山口県周南市平和通2丁目38番地）・『株式会社フジショウ』（山口県周南市若宮町2丁目24番地 友村ビル5階）といった貸金業者が存在します。山口には例に挙げたような小規模な貸金業者が比較的多いです。そのため山口の司法書士・弁護士事務所は、小規模な貸金業者に対する過払い金請求の実績が多い傾向にあります。アコムやプロミスといった全国展開している大規模な貸金業者名だけではなく、小規模な案件まで担当してくれることが山口の特徴です。小規模な貸金業者に関する過払い金請求で悩んでいる時は、利用しやすい事務所に1度相談してみるとプロの目線からアドバイスを聞くことができます。