過払い金請求の流れからわかる!自分でするべきではない?
過払い金請求の流れからわかる!自分でするべきではない?
実際に過払い金請求を自分でやる場合の手続きについて
過払い金請求は弁護士に頼むという方法が良く知られていますが、実は自分で手続きすることが可能です。実際に過払い金請求を自分でやる場合、どのような手続きが必要になってくるのでしょうか。それでは具体的な手順について解説していきましょう。
取引履歴(借金をしていた履歴)を取り寄せる
まず、過払い金請求を自分でやるために必要な手続きは取引履歴の取り寄せです。 取引履歴とは過去に貸金業者とどのような取引をしていたかを証明する重要な書類です。この書面は通常貸金業者に保管されていますので、貸金業者に開示を求めることで入手が可能です。
引き直し計算をする
取引履歴を取り寄せたら、次にすることは引き直し計算です。引き直し計算とは、実際に支払っていた利息の中からどれだけ払わなくてもいい利息を余計に支払っていたかを計算することです。手計算することも可能ですが、かなり手間がかかりますのでお勧めしません。計算ソフトが販売されていたり、無料で手に入ったりする場合がありますので、そちらを活用するのが現実的です。取引履歴を参照しながらそれぞれの取引における過払い金を算出していきます。
貸金業者へ過払い金請求をする
実際に請求する金額が計算できれば、お金を借りていた業者に過払い金を請求します。 内容証明郵便で過払い金請求書を送付することで過払い金請求ができます。
貸金業者と和解交渉する
過払い金請求をすると、貸金業者から連絡があり、変換する過払い金について和解交渉することになるでしょう。この和解交渉では、貸金業者はこちらが請求した金額より安い金額での和解を求めてくるでしょう。この段階で和解が成立した場合は次の手順である裁判所に訴訟提起は必要ありません。過払い金を返還してもらいましょう。貸金業者が提示してきた和解金額に納得できなければ、裁判所に訴訟を提起します。
裁判所に訴訟提起する
貸金業者の提示してきた金額に納得できない場合は、裁判所に過払い金返還請求訴訟を提起します。裁判所に訴訟を提起する際にはいくつか必要な書類があります。 まず、ひとつめに必要な書類は訴状です。この訴状は裁判をするには必須の書類です。書き方を載せているサイトもあるので調べながら作成するといいでしょう。 この訴状は同じものが2本必要になっていますので注意しましょう。この2つはそれぞれ正本と副本と呼ばれています。
また二つ目に必要な書類として、最初に計算した引き直し計算書があります。 過払い金がいくらなのかを証明する書類になります。決まった用紙に記入するわけではないので、計算した内容をプリントアウトしたものでもいいでしょう。 こちらの引き直し計算書についても正本と副本の2通が必要となります。 三つ目に、過払い金請求書です。これは過払い金請求する際に内容証明郵便で貸金業者に送っているはずですので、同じものを用意しましょう。 この過払い金請求書も2通用意しましょう。
四つ目の必要書類は取引履歴です。 こちらも貸金業者とどのような取引が行われていたのかを証明する大切な書類です。 過払い金請求の手続きの最初に貸金業者から取り寄せているはずですので、こちらを提出しましょう。 この取引履歴についても、正本と副本として同じものが2通必要です。 最後に、五つ目の必要書類は登記簿謄本です。登記簿謄本とは、貸金業者の会社の情報が書かれたものです。登記簿謄本は法務局で貸金業者の社名と本店所在地を所定の用紙に記入して申請することによって取得することができます。
また、裁判所に裁判の対応も行いながら、貸金業者との過払い金返還金額の和解交渉を進める必要があります。訴訟後の和解交渉で提示される金額は訴訟前より高額なことが多いです。金額に納得した場合はここで和解し、過払い金を受け取ることもできます。 その後、和解した場合や裁判で勝訴してはじめて過払い金が貸金業者から返還されます。
過払い金請求を自分でやるときのデメリット
ただし、過払い金請求を自分でやるときは、デメリットについて考えておく必要があります。過払い金請求を自分でやるときのデメリットは大きく三つあります。 まず、時間がかかることです。普通の人は過払い金請求に慣れていることは通常ありません。するべき手続きが多く、難しい用語が多いので勉強しながら手続きを進めていく必要があるため、時間がかかると考えておいた方がいいでしょう。
二つ目は家族に過払い金請求をしていること、つまり借金をしていたことが知られてしまうことです。貸金業者とのやり取りは基本的に書面になりますので、自宅に書類が届きます。家族に借金していたことを秘密にしていた場合、書類が届くことで、借金していたことが家族にばれてしまう可能性が高くなります。
三つ目は過払い金請求で受け取れる金額がプロに頼んだ場合より低くなってしまう可能性が高いことです。最初の引き直し計算でも無料のソフトなどを使うと漏れがなく計算できるかは保障がありません。また、交渉の段階でも、貸金業者は過払い金請求に慣れているため、弁護士ではなく個人で請求した場合は不当に低い金額を提示される場合もあります。
過払い金請求は弁護士・司法書士に依頼するほうがリスクを避けめりっとが得られる
このように、過払い金請求は自分でやることも可能です。しかし、手順が多く、時間や手間がかかり、満足のいく金額を受け取れない可能性もあり、デメリットも多くあります。 弁護士事務所では成功報酬制のところも多くあり、自分の報酬にも関わってきますので、経験豊富なプロができるだけたくさんの過払い金を取り戻せるように手続きしてくれます。 時間と手間等、総合的に考えるとプロにお願いするのも賢い選択といえるでしょう。
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